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皆さんこんにちは!
宮城県石巻市でお米を中心に長ネギや大豆などの農産業を営んでいる
株式会社クリーンライス、更新担当の富山です。
米づくりは「自然と一緒に生きる仕事」です。
春夏秋冬のリズムに合わせ、それぞれの季節ごとに違う作業が待っています。
ここでは、一年を通した流れをわかりやすくご紹介します。
春は「米づくりのスタートライン」。
田おこし・代かき:田んぼを耕し、水を張って土を平らにします。
苗づくり:種もみをまき、小さな苗を育てます。
田植え:田植え機で苗を植える瞬間は、農家にとって特別な時期です。
水を張った田んぼに映る空と苗の緑は、春の風物詩そのものです。🌱
夏は稲が大きく育つ時期。
水の量を調整して根を守る
雑草や害虫の発生を防ぐ
台風や猛暑に備える
農家にとっては毎日が観察と対応の連続です。強い日差しの中、汗を流しながら稲を見守る姿は「自然との真剣勝負」を象徴しています。🌞
秋は待ちに待った収穫の時。
田んぼ一面が黄金色に輝き、稲穂が垂れる光景はまさに日本の原風景です。
稲刈りは大変な重労働ですが、「新米を届けたい」という思いが支えになります。
収穫したお米は乾燥・籾すりを経て、つややかな新米として消費者のもとへ。
「やっぱり新米は香りも味も違う」と喜ばれる瞬間が、農家にとって何よりのご褒美です。✨
冬は田んぼが休む季節。
土づくりや肥料の準備
農機具の整備
来年の計画立案
農作業が少なくなるこの時期も、次の収穫に向けた準備は続いています。
また、地域によっては収穫を神に感謝する祭りや行事も行われ、農業が文化や信仰と深く結びついていることを実感します。❄️
✅ まとめ
米づくりは一年を通じた「四季との対話」です。
春に始まり、夏に育ち、秋に実り、冬に備える――このサイクルを毎年繰り返すことで、私たちの食卓にはおいしいお米が届けられます。
次回もお楽しみに!
株式会社クリーンライスは宮城県石巻市でお米を中心に長ネギや大豆などの農産業を営んでおります。
お気軽にお問い合わせください。
皆さんこんにちは!
宮城県石巻市でお米を中心に長ネギや大豆などの農産業を営んでいる
株式会社クリーンライス、更新担当の富山です。
米農家と聞くと、「田んぼで稲を育てている人」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
けれど実際には、その役割は想像以上に広く、そして深いものがあります。
米農家は単なる生産者ではなく、日本の暮らしや文化、地域社会の基盤を守る存在でもあるのです。
日本人にとって、お米は主食であり「命をつなぐ食べ物」です。パンや麺類も普及していますが、やはり「ごはんを中心とした食事」は今も変わらず家庭の中心にあります。
毎日安心して食卓に並ぶお米の背景には、米農家の努力と知恵、そして自然と向き合う姿勢があります。米農家がいなければ、私たちの食生活の安定は成り立ちません。
田んぼは単なる食料生産の場ではありません。
雨水を一時的にためて洪水を防ぐ「貯水池」の役割を果たしたり、トンボやカエル、小鳥など多くの生き物を育む「生態系のゆりかご」にもなっています。
つまり、米農家が田んぼを守り続けることは、そのまま地域の自然環境を守ることにつながっているのです。
さらに田んぼの風景は、日本人の心の原風景でもあります。青々とした稲田や黄金色の稲穂が揺れる景色は、観光資源や地域の魅力としても大切にされています。
食の安心は今の時代、とても重視されています。
農薬や肥料の使い方、田んぼの水質管理、栽培方法など、米農家は「安全でおいしいお米をどう作るか」を常に考え、工夫しています。無農薬や有機栽培に挑戦する農家も増え、消費者のニーズに応える取り組みが進んでいます。
特に小さな子どもや高齢の方が口にするものだからこそ、米農家は「自分の家族に食べさせたいと思えるお米を作る」という気持ちで日々努力を重ねています。
かつては農協や市場を通して出荷するのが一般的でしたが、今はインターネットや直売所で直接販売する農家も多くなっています。お客さんから「とてもおいしかった」「毎年この新米を楽しみにしています」という声をもらうことで、大きなやりがいを感じています。
さらに最近では、農業体験や田植えイベントを通じて、消費者に米づくりを体験してもらう活動も広がっています。これにより、農家と消費者の距離がぐっと近くなり、食への理解や感謝の気持ちも育まれています。
🌾 米農家は「食を育てる人」であると同時に、「文化を守る人」「地域を支える人」。その役割はとても尊く、日本の暮らしを根本から支えているのです。
次回もお楽しみに!
株式会社クリーンライスは宮城県石巻市でお米を中心に長ネギや大豆などの農産業を営んでおります。
お気軽にお問い合わせください。